信号で停車していた依頼者運転の普通乗用車に、相手方運転の普通乗用車が追突した事案です。依頼者らの車両には、運転者の夫ほか、妻、子、孫も同乗中でした。依頼者側に、過失はありません。
停車中の追突事故で夫が約51%、妻が約81%、子が約89%賠償金を増額できた事例(弁護士費用特約利用)
事案の概要
解決のポイント
解決の経緯
依頼者家族は、事故から4日後に、今後の治療や賠償基準について、電話でご相談いただき、受任となりました。同乗者の妻、子についても受任しました。
夫と子は事故から約3か月後に、妻は約4か月後に治療が終了しました。その後、交渉を開始し、いずれも受任から約5.5か月後、主に休業損害、傷害慰謝料の増額により、夫約59万円(約51%増)、妻約84万円(約81%増)、子約47万円(約89%増)で示談できました。
保険会社からの提示額をそれぞれ検討いたしました。
(夫)休業損害について、単価が適切に計算されていなかったことを主張し、増額を実現しました。傷害慰謝料については、自賠責基準(当方請求額の約58%)での提示でした。交渉の結果、当方請求額の約90%での決着となりました。
(妻)陳述書での立証等により、事故後症状固定までの期間中、平均して20%家事労働が制限されたとしての休業損害を取得することができました。傷害慰謝料については、自賠責基準(当方請求額の約65%)での提示でした。交渉の結果、当方請求額の90%での決着となりました。
(子)傷害慰謝料について、当初、自賠責基準(当方請求額の約46%)で提示してきましたが、交渉の結果、当方請求額の90%での決着となりました。