コラム

 

飲酒運転 (事務職員)

 
福岡で3人の幼子の命を奪ったあの痛ましい事故(平成18年8月、福岡市東区の海の中道大橋で、市内在住の会社員の乗用車が、飲酒運転をしていた当時福岡市職員の22歳の男性の乗用車に追突され、博多湾に転落し、会社員の車に同乗していた3児が死亡した事故。)から、今年で10年が経ちました。
 
この事故を契機に、飲酒運転が社会問題化し、飲酒運転とひき逃げの罰則が強化されました。当時独身で、子どものいなかった私にとってもかなり衝撃的な事故でしたので、飲酒運転の記事やニュースを見るたび思い出されます。
 
この事故で、飲酒運転はなくなるだろう、幼子を亡くした親の気持ちを考えれば、人間として、飲酒運転は絶対にやってはいけないこと、と思うのは当然だろうと思っていました。
残念ながら、飲酒して自動車を運転する悪質なドライバーによって罪のない人が命を落とすという痛ましい事故が後を絶ちません。
 
どうやら、技術的に飲酒運転を予防する必要性もあるようです。
飲酒運転による事故撲滅に向けた取り組みは世界的に強化されています。アメリカではアルコール検知器と自動車のエンジンを連動させたアルコール・インターロックというシステムを一般の自動車に導入するための技術開発が政府主導で始まっています。日本でも自動車メーカーが異業種と共同で、人間の呼気を認識する機能を搭載した、スマートキー対応のポータブル呼気アルコール検知器の技術開発に取り組み、実用化を目指しています。人間の技術によって、多くの命が救われるのならそれに越したことはありません。
 
“飲んだら乗れない車”の登場が待たれます。